“ねぇ、お前なんでホモなの?”
ゲイをカミングアウトしている方なら一度は投げかけられた事があるであろうこのセリフ。
“知らねぇわ、そんなんこっちが聞きたいわ!”
と思わず反論したくなりますよね。もしくは、
“ある意味純朴で荒削りなその質問、嫌いじゃないわ”
なんて感じる方もいるかもしれません。
このようなデリカシーに欠ける物言いは別としても、ゲイに目覚めたきっかけは誰もが気になるところではないでしょうか。
実際、ゲイ同士でも“いつ目覚めたの?”“どうやって自覚したの?”なんて会話になる事もあるはず。
という事で今回は、ゲイに目覚めたきっかけとなる体験談を集めてみました。
野球部の部室で…
僕は純粋に野球が好きな少年でした。小学生からスポ少に入り、中学に上がっても野球がしたいと当然のように野球部に入部しました。
最初はごくごく普通に野球生活に明け暮れる日々を送っていたのですが、入部から4ヶ月ほど経った夏休みの練習中の事です。
部室に入ると熱気と共に汗臭い臭いが鼻腔にまとわりつきます。これ自体は特に珍しい事ではない、というか日常的なものでした。
なのになぜか下半身と胸の奥が疼くような感覚に襲われました。そして股間をガチガチに硬くさせてしまいました。
何もかも受け入れた今、その感覚を言葉にするならムラムラ。僕はオス臭を凝縮させたようなその臭いに欲情してしまったのです。
この時はなぜこんな風になったのか分かりませんでした。
8月の暑い盛りだったので、臭いが充満していた事は否めません。けれどだからといってその臭いで欲情し、勃起してしまう理由にはなりません。
だけど、後になって思い当たる節がありました。実はこの日から数日後、僕は初めての夢精を経験しています。
夢精は精通だったのでは、そして体が大人の男になった事でゲイとしての本能が目覚めたのでは、というのが今の僕の見解です。
この初めて欲情を覚えた日から僕は部室に入るたび、男の酸化した汗と土埃の混じり合うむせかえるような臭いにチンコが反応するようになりました。
また、精通する頃には自然とオナニーも覚えます。僕は誰よりも早く朝練にやってきて部室でオナニーをするようにもなりました。
それにこれは時効だと思いたいのですが、僕は自分のものと間違えたフリをして先輩や同級生のタオルなどを盗むようになりました。もちろん使い道はオナニーです。
汗がたっぷり染みこんだタオルに鼻を埋めながらチンコを扱きます。めちゃくちゃ興奮しました。(ちなみに使い終わったタオルは後日洗って返しました)
今思えば自分のタイプの先輩や同級生のものをより好んで盗んでいたように思います。
明確に男が好きだと気付いたのはこの出来事から2年程後になるのですが、僕が本能的にゲイに目覚めたのは部室の臭いがきっかけなのは間違いないでしょう。
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